皆さま、こんばんは(^O^)/
すでにご報告しております通り、本日の出撃にて、何とか長く辛かったトンネルから抜け出せました!
友蔵にとって、非常に大事な日となった本日の出撃模様を見て行きましょう☆(ちょっと長くなりますので、お時間がある時にでもどうぞ♪)
今週の土日に、岡山にて休日出勤をすることになっており、急遽、本日、代休を取得しての出撃となりました。
とは言え、昨晩は、何気に予定より遅くまで岡山で仕事をすることになり、滋賀の自宅に戻ったのは、深夜・・・。
そこから急いで準備して、少し寝てから、三重県野池へ愛車アテンザを飛ばしました!
ここ数日、春本番の陽気になっており、暖かいと言うより、暑いくらいに感じることも。
しかも、本日は、3月に入って2回目の大潮を直前に控えた中潮という絶好の日でもありました☆
フィールドは、ご覧の通り、早咲きの野桜?も開花しておりました!
しかし、今回、友蔵が選んだ三重県野池は、エリア的には冬に強烈な寒さになる為、春の陽気とは裏腹に、水温の上昇が思ったほどには見込めないと予想出来ました。
事実、朝イチに入った野池の水温は、11℃でした。
ここ最近の陽気を考えると、上がり調子とは言え、まだ11℃・・・。
やはり、本格的にビッグママが活発に動き出すのは13℃を超えてから、そして、そこから15℃を超えて一気にスポーン体制に入る様に感じてます。
何となくですが、水温が15℃を超えないと、産んだ卵が上手く成長しないのではないでしょうかね???(あくまで友蔵の主観的考えデス)
事実、朝イチに入った野池は、5段あるのですが、その全てのシャローで、見えバスは皆無でした・・・。
見えバスがいるのでは?と少し期待していましたが、予想通りの展開に、じっくりと考察してみました。
・水温は、上がり調子の11℃。
・3月に入って2回目の大潮直前の中潮。
・シャローにバスも、ベイトフィッシュもいない。
これらの要素を考慮すると、ビッグママは、水深が十分にあるエリア+αを回遊しているものと判断!
もう1つの考察として、友蔵の経験から、スポーン時期(特に大潮絡み)は、バスが完全に夜行性になる様な気がしており、岸際に接近しているのが夜の間と考えると、そのビッグママが岸際に居残るのは、夜明けから数時間が勝負!
三重野池エリアの今の夜明けが午前6時前なので、恐らく勝負は、午前8時過ぎまで!
切り立った岸際があり、且つ、十分に水深があるレイダウンを備えた野池を5段野池よりチョイス。
しかし、その目指すレイダウンまでは、ご覧の様な獣道をガサガサと突っ切る必要があるので、行くだけで苦労します・・・。
そして、目当てのレイダウンに到着すると、狙い通り、ブリンブリンの丸々としたビッグママが、複数匹クルージング!!
すぐにキャストせずにしばらく様子を伺っていると、一定の間隔で、このレイダウンに左旋回で入って来ることが分かり、更に、あるピンで止まることも理解することが出来ました。
ビッグバスを見てしまうと、すぐにキャストしたくなりますが、特に、今の時期のナーバスなビッグバスを相手にする際は、十分に観察する必要があります。
このレイダウンにクルージングして来るビッグママも、その動き方から、かなりの天才級であるのは明らかだったので、そんな天才を相手にする際は、相手をじっくりと観察してからでないと勝負になりませんからね。
「イマカツ/ギルボーン4インチ」
7gジカリグに、やや大きめの4/0フックを装着!
レイダウンを狙うので、フックポイントを確実に隠すのが重要です☆
なぜ、ラバージグやテキサスリグではなく、ギルボーンのジカリグを選択したのか?
それは、1か所で多彩な動きを演出させることが出来るからです!
水中に入った枝に引っ掛けて誘う場合、以下の3パターンの動きを演出することが可能です。
あっ!その前に、友蔵の場合、ギルボーンジカリグの概念は、垂れ下がったシンカーが、何かの餌で、それを追い掛けるブルーギルって感覚です♪
ご覧のイラストの通り、急速に落ちるシンカーを追い掛けるブルーギルを演出させます!
この時、リールのクラッチを切って、完全にフリーでフォールさせるのがキモですね♪
水中に入った枝にシンカーをくっつけて、斜め45度くらいの角度にギルボーンを設置し、あたかも、枝に餌をこすりつけて食っているイメージでスラックシェイクさせます!
バスからしたら、餌食いに夢中なブルーギルそのものですよね♪
シンカーの落ちるスピードを考慮し、上手くラインを引いてやると、ギルボーンが水中で水平を保ち、ホバリングします!
それは、もうその人その人の感覚でしかないので、上手くホバリングする瞬間を身体で覚えて、上手くラインの操作をするのがキモですね。
実は、このホバリングの瞬間に、強烈にビッグバスが反応します!!
この①~③をどの様に組み合わせれば最も効果があるのか?実は、それなりのキモがありますが、これは皆さんで考えて試してみて下さい♪
友蔵が考える①~③の組み合わせで誘っていると、クルージングして来たビッグママが反応!!
反応した1回目は、甘噛みで終了・・・。
再度、クルージングしてきた2回目も、甘噛みで終了・・・。
しかし、この2度の甘噛みで気付いたことがあり、「もしや?」と思い、3回目のクルージング時に、ちょっと違う動きを加えた所、今度は、バックリと激バイト!!
狭いレイダウンで、更に、足場が高いエリアだったので、ランディングに手こずりましたが、何とか最後は、トリックスターネットを限界まで伸ばしてネットイン!!
長く辛かったトンネルを抜け出させてくれた見事な体型をしたビッグママに、感無量でした!!
サイズ:53cm
ロッド:カレイド・スーパースタリオン
リール:RevoエリートIB(6.4:1)
ライン:BAWO/プレミアムプラスハイグレード14ポンド
ルアー:イマカツ/ギルボーン
カラー:イチゴミルク
フック:ジカリグフック4/0
シンカー:ジカリグシンカー7g
写真では上手く撮影出来ませんでしたが、すでにお腹はパンパンでした!
ギルボーンも、ガッツリと食ってくれたので、レイダウンに絡まれながらも、慎重にやり取りが出来ました☆
魚体の色艶も素晴らしく、まさに早春野池のビッグママという風格でしたね!
このビッグママで、ようやく復活の狼煙を上げることが出来ました!!
このビッグママを捕獲したのが、丁度、午前8時頃でしたね。その後、このレイダウンから、ビッグママの集団が消えたので、まさに最後のタイミングだったんだと思います。
ちなみに、こういうレイダウン回遊待ち戦略の場合、まわりの木々や雑草を利用して、完全に気配を消すことが重要です!!
この下の写真をご覧下さい。ちょっと分かりづらいですが、写真上部左寄りに、レイダウンの乗っかって甲羅干しする亀が見えますよね。
亀さんが、警戒して、レイダウンから逃げ落ちる様では失格です!
全ての気配を消せれば、警戒心の強い亀さんも、レイダウン上で甲羅干ししてくれますよ♪
特に、警戒心の強い百戦錬磨の天才級ビッグバスは、亀の動きで危険を察知し、身を隠す術を知ってますからね・・・。
ビッグママ達が姿を消してからも、約1時間待機しましたが、全くもって帰って来る気配がしなかったので、ここからはランガンしました!!
これから有望な野池を合計7か所巡り、水温計測、濁り具合、ベイトフィッシュの有無、見えバスの有無、ビッグママの回遊想定ルートの確認などをして来ました。
水温は、軒並み10℃~12℃で、シャローにベイトフィッシュとバスは見えませんでしたが、今後に続く有意義な収穫を得ることが出来ました。
と言う感じで、ちょっと疲れもあったので、午後2時過ぎにストップフィッシング!
結局、朝イチの唯一訪れたビッグママとの遭遇を落ち着いて、ちゃんとモノに出来たことは、今までズレてたバスとの波長が合って来た証拠だと感じました。
昨年の12月14日、グラチャン最終日から、長らくスランプに陥っていましたが、皆さまの温かい応援のお陰で、何とか脱出することが出来ました!!
どんなに貧釣果が続こうが、離れずに応援して頂いた皆さまには、感謝しかありません。有難うございました!!
復活の狼煙を上げたとは言え、まだ始まったばかり!!
今後も、精進し、皆さまにお役に立てるブログ運営をしたいと思いますので、宜しくお願い致します(^O^)/
最後に、涙が出る程に嬉しかったので、もう1回、ビッグママの写真を貼っておきます☆
それと・・・、実は、こういう込み入ったレイダウンを攻める時は、カレイド・ブラックガンナーが良いのですが、今回のスランプを乗り越える時は、相棒のスーパースタリオンと共に!と決めていたんですよね。
なので、今回のレイダウン攻めは、相棒のカレイド・スーパースタリオンでやりました♪