皆さま、こんばんは!
今夜は、ちょっとお堅い話をさせて下さい。どうしても、伝えたいことがあります。
すでに、ご存知の通り、現在、友蔵は、イマカツのフィールドモニターなる活動をさせてもらっています。
その様な活動をさせてもらってはいますが、契約などはしておらず、あくまで大好きなイマカツに協力している感じです。
恐らく、LOVE FISHグラチャン4thチャンプ、5thグラチャン5位の実績が評価されて、声が掛かったんだと思います。(非常に有難いことです。)
今年のイマカツは、今までのトップダウン形式のルアー作りから、ボトムアップ形式のルアー作りへと変貌を遂げています。
今江さんを筆頭に、イマカツのトッププロである小南さん、南さん、三原さんなど、名だたる方々が企画し、形にして、世に出る前に、テストを繰り返されます。
しかし、そこには、プロの目しか存在しません。
ここに、一般バサーの目線が加わればどうなる???
その化学反応を起こす為に、今年から、イマカツは、一般バサーにも視野を広げて、プロでは感じ取れない感覚をルアーに吹き込んで行く決意をされました。
その中に、今、一般バサーである友蔵が入っているワケです。
中には、「素人にルアー作りが分かるハズがない」と言われる方もおられるでしょう・・・。
そうなんです、分からないからこそ、プロとは違う側面からルアーを見ることが出来るのです。
なので、イマカツより送られて来たプロトルアーをテストする際、友蔵なりの視野で感じて、固定概念なく実施する様に心掛けています。
当然、開発途中のプロトルアーですから、ダメな部分もあります。
それを黙認するのではなく、友蔵は、しっかりとイマカツ側に意見を通しています。
プロトルアーをテストすると言うことは、メーカーに対して、正直に、良い意味でケンカすることが出来るか?が重要です。
ですので、相手が今江さんであろうと、イマカツであろうと、ダメな部分はダメと言っています。
有難いことに、今江さんも、イマカツ側も、その部分をしっかりと受け止めてくれています。
例えば、こちらのバスロイドJrトリプルダブル。
ご存知の通り、最初は、ダブルアイにはなっていませんでした。
イマカツより「クランクベイト的に使ってみて下さい」と送られて来たのが、こちらでしたね。
特に、何も聞かされていなかったので、普通にクランクベイト的に使ってみようと動かしたところ・・・!?
潜らないわ、ロールは強いわで、全くもってクランクベイト的には動きません・・・。
そこで、「何ですか、これ?中途半端なんですけど。」と返信。
すると、事もあろうか、ボツになったプロトを間違って送ってしまったとのこと・・・。
このボツプロトこそ、顎下にアイが付いたモデルです。
しかし、この動きを見た時、「これがボツ?この強波動は、ウェイキングに良いのでは?」と思い、水面波動系で使ってみたところ、ドカン!ドカン!!とビッグバイト!!
同じく、間違ってボツプロトを送られていたヤスキチくんも、ドカン!!とビッグバス。
これらの結果をイマカツ側にしっかりと伝えたところ、この顎下にアイが装着したモデルも採用され、世にも稀なダブルアイ仕様となり、バスロイドJrトリプルダブルが完成したのです。
これも、一般バサーのオカッパリ目線ならでは提案だったと思います。
そして、次に、友蔵に送られて来たのが、このブータフロッグ。
友蔵自身、ポッパータイプのフロッグはよく使ってましたが、この手のフロッグは未経験・・・。
更に、PEラインを使用したフロッグゲーム自体、やったことなし・・・。
では、何故、そんな友蔵に、動かすこと自体が難しいブータフロッグが???
PEラインを使用したフロッグゲームに精通した方であれば、このブータフロッグも、さほど難しくなく扱えることが出来るでしょう。
でも、購入される方は、皆が皆、そうではありません。
友蔵の様に、フロッグ素人もいるワケです。
ですので、「そんなフロッグのド素人である友蔵でも、動かせることが出来るのか?」と言うことを確認するテストでもあったと思います。
当然、最初は全く動かない。動かすことが出来ない・・・。
しかし、試行錯誤の末、何とか動かすことが出来る様になり、1本釣ることも出来ました。
フロッグど素人の友蔵でも、何とか動かすことが出来たので、同じ様に、フロッグ初心者の方でも、購入して頂くことが出来るものと思います。
こう言ったテストも、友蔵の様な一般バサーならではですよね。
そして、最近では、小南さんが開発中の小南ギルポップ。
この小南ギルポップ、小南ガイドで初めて使った際に、間違いなくオカッパリで効くと感じました。
そこで、小南さんに確認したところ、オカッパリではテストしていないとの返事。
琵琶湖での実績は十分。このまま販売しても良いとは思いますが、どうしても琵琶湖専用ルアーと言う見方にもなってしまう・・・。
そこで、小南さんに相談し、それなら友蔵がオカッパリで、しっかりと釣れることを証明しますよ!となった経緯があります。
オカッパリで効くであろうとは感じましたが、そこはバスのみぞ知るワケなので、ドキドキでしたね。
結果は、ご存知の通り、ダブルヒットも出て、近年稀に見る大爆発!!
一般バサーである友蔵目線で、オカッパリでの小南ギルポップの使い方をお伝えすることが出来ました。
当然、釣るだけではなく、オカッパリでの使用では、「???」と感じる部分もあったので、そこはちゃんと小南さんに伝えています。
この小南ギルポップは、イマカツには悪いですが、完全に小南さんの為に動きました。
2012年9月を持って、一旦、バス釣りから遠ざかろうと決意し、最後の記念に琵琶湖ロクマルにチャレンジしようと小南ガイドを受けました。
そこで魅せられた圧倒的な巻きの世界・・・。まだバス釣りでやれることはある!と感じ、引退を撤回して、今に至ります。
なので、2012年9月の、この小南さんとの握手から友蔵のREスタートが始まったのです。
そんな恩がある小南さんの為に、小南ギルポップのオカッパリテストを請け負ったんです。
以上の様に、プロトルアーのテストに、嘘偽り誇張は、一切ありません。
そこにあるのは、【真摯に向き合うプライド】のみ。
友蔵の場合、もっともっと上手くなりたいとは思いますが、今以上に有名になろうとは思いません。
今年でバス釣り歴33年。友蔵の知識とスキルが、誰かの役に立つのならと言う思いで、イマカツの協力もしていますし、ブログ運営もしています。
思い返せば、友蔵の宝物であるこの1枚の写真。

中学生の頃の友蔵と、ヤングライオンと言われていた若かれし頃の今江さん。
この頃から、憧れている今江さん率いるイマカツのお手伝いを出来ることは、非常に光栄なことです。
真摯に、そして真剣に、プライドを持ってイマカツのプロトルアーをテストし、イマカツに恩恵を、そして、未来のユーザーへの橋渡しが出来ればと思っています。(当然、同じモニター仲間であるシカキングくん、ヤスキチくん、u-maくんも、全く同じ気持ちです!)
これからも友蔵は、大好きなバス釣りを最大限に楽しみ、時に、イマカツのお手伝いをし、皆さまに、「バス釣りしてて良かった!」と言ってもらえる様な活動をして行きたいと思っています。
少し長くなりましたが、最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました!
今後とも、宜しくお願い致しますヾ(@^▽^@)ノ