では、ラストの第3部、行ってみましょう!!
友蔵が最後の大勝負として考えていた戦略の詳細を書かせてもらいますね☆
真冬の六間川において、単発ではありますが、デカバスの生息数が一番多いのが、最下流エリアです。
その最下流エリアに潜入した際、空はこんな感じになっていました。
太陽はすでに、西の空に沈み始め、もうあと30分~40分程度で真っ暗といった状況です!
この最下流エリアには、護岸際の所々に、ジャカゴの列が入っている区間が存在します。
ジャカゴの中には、ゴロタ石が無作為に積まれている為、甲殻類が存在します☆
甲殻類は夜行性なので、水の中が暗くなってくると、ジャカゴの中から、外側に動き始めます。
真冬なもんで、甲殻類の動きも鈍いかと思いますが、昼間より活発化した甲殻類を狙いにビッグバスも動くと感じました。
分かり易く図で言いますと、こんな感じです☆
ご覧の通り、昼間は、ジャカゴの外側のボトムにベッタリとバスが居着いていると思います。
この状態のバスは大概やる気がないので、フィネス戦略でも食わせるのは至難の業です。
しかし、辺りが暗くなる夕方になると・・・。
ご覧の様に、ジャカゴのトップに移動し、バスがフィーディング状態に移行すると感じています!
この状態になったバスは、食い気がありますので、狙いやすくなります!!
とは言え、そのフィーディング時間は、ほんの一瞬・・・。
ですので、のんびりやっていては一瞬のチャンスを逃してしまいます!!
ここで、活躍してくれるのが、クランクベイトなのです!!
日中のバスのやる気が無い時は、リアクション的要素を備えたルアーがベストですが、バスがフィーディングに入った状態なら、真冬でもクランクベイトの出番です!!
友蔵は、心底信頼するワイルドハンチを選択しました。
ワイルドハンチは、ノンラトルで余計なプラッシャーも掛からないですし、丁度、このジャカゴのトップを狙うには良い潜水具合なんですよね。
では、このワイルドハンチをどうやって使うのか?ですが、所謂、「友蔵の浮かせ釣り」で使用します。(浮かせ釣りの詳細は、友蔵DVD Vol.1をチェック♪)
バスがフィーディング状態に入っているとは言え、今は真冬で、水温6℃の世界・・・。
ガンガン食っている感じでは御座いません!!
ジャカゴのトップに、ワイルドハンチのリップが「コツン!」と当たったら、即座にリトリーブをやめて、浮かします。そして、また巻いて、リップが当たったら、また浮かします。
浮かす秒数は、その時その時で臨機応変にしますが、昨日は約3秒がベストでした!
これなら、真冬の動きが鈍いバスにも対応可能となるワケです☆
更に、浮かせる際の「姿勢」と「浮力による自発的な動き」も、かなり重要なキモでして、このワイルドハンチには、最高の状態で、この2つが備わっています!!
ですので、浮かせ釣りは、どんなクランクベイトでも良いってものではありません。
昨日の最下流エリアは、水質の違いがありまして、釣り始めたジャカゴエリアは濁りが入っていたので、コチラのカラーを選択しました。
濁りが入っているエリアでは無反応だったので、次のジャカゴエリアへ移動すると、ステイン気味の水質になってました。
そこで、カラーをコチラに変更しました!!
しかし、ステイン気味のエリアでも、反応がなく、次なるジャカゴエリアへ潜入してみました。
そこは、かなりクリアになってましたので、カラーをコチラへチェンジ!!
真冬のクリアになった水質では、この様なナチュラルカラーが絶対的に効きます('-^*)/
この様に、水質によっても、小まめにカラーローテーションするのも重要なキモです!!
そして、この最後のジャカゴエリアで、浮かせ釣りをしていると・・・!?
ワイルドハンチが浮上した瞬間、「コンッ!」とバキュームバイト!!
フルパワーフッキングさせ、無事にネットインさせたのは、まさに狙い通りのビッグな奴でした(*゜▽゜ノノ゛☆
早朝より、10時間のノーバイトを耐え、待ちに待った2013年の初バスは、47cmくんでした!!
ロッド:カレイド・スーパークーガー
リール:Revoオーロラ遠心
ライン:アブソルート12ポンド
ルアー:ワイルドハンチ
カラー:スケルトンケタバス
自分を信じて、巻き切った末のビッグは、心底シビレます!!
それと、この47cmくんですが、体色が全体的に白いですよね???
この白色の体色こそが、日中の間、ジャカゴ際のボトムにじっとしていた証拠です。
ボトムでじっとしていたバスが、フィーディングに入った裏付けですね♪
友蔵の考えが見事に的中した証拠でもあるので嬉しかったです☆
ちなみに、写真は、偶然居合わせた岡山の釣りガールこと、ぴぃちゃんに撮影してもらいました(*^ー^)ノ
ぴぃちゃん、ありがとうございました☆
そして、この戦略が大正解だったことを裏付ける様に、ご覧の様な食い方をしてました!!
真冬の巻きの戦略の場合、ここまでガッツリと食ってくるのは、全ての要素が完璧に合致していないとそうはありません。
この食い方から、完全にパターンですな!!と感じましたので、ちょいとしたZONE状態に突入し、再度、同戦略を投入!!
キンキンに集中力を高めて、ワイルドハンチの浮かせ釣りをしていると・・・!?
また浮かせている途中で、「コンッ!」とバキュームバイト!!
フルパワーフッキングさせましたが、先程のバスとは明らかに様子がチガウ・・・。
一瞬、巨鯉でもヒットしたのかと疑う程のもの凄い重量感のある締め込み!!
何とかスーパークーガーのトルクで凌いで、最後は無事にネットイン!!
と言いますか、デカすぎる・・・。
最後の最後で出現したのは、超メジャーエリアの六間川では、まさに事件級のモンスターサイズ56cmでした(*゜▽゜ノノ゛☆
ロッド:カレイド・スーパークーガー
リール:Revoオーロラ遠心
ライン:アブソルート12ポンド
ルアー:ワイルドハンチ
カラー:スケルトンケタバス
もう感無量とはこのことです!!全身のアドレナリンが大放出でした!!
自分を信じて、ルアーを信じて、ストロング戦略をやり切った末の驚異のモンスター降臨。
巻きのスタイルは、やり続けて初めて見える異次元のZONEが確実に存在します。
そして、この戦略が明らかに正解だった裏付けとして、このモンスターの食い方はハンパなかったです!!
丸飲みとは、まさにこのことです!!
水温6℃の真冬のフィールドで、この食い方は、全ての要素が合致している証拠ですね☆
嬉しかったので、横持ち写真も、2枚パチリ☆(もうほとんど光量がなかったので、ピンボケ気味だったのが残念でした!)
ちなみに、このモンスターは、真黒な個体で、口がやけに小さかったので、完全に回遊型の異次元空間に存在する奴だと思います。
餌を求めて、常に動きまわる難易度の高いタイプなので、先程の47cmの様な普通のバスとは行動そのものが違うのでしょう☆
漆黒のブリブリの素晴らしい体型、そして針傷1つない口周り、恐らく今まで1度も釣られたことがない百戦錬磨のモンスターだったと思います!!
真冬に、狙い通りの戦略で、この手のモンスターを手にすることが出来たのは、昨年の9月以降に、実践し続けたストロングスタイルの集大成と言ってもよいでしょう!
ここに、友蔵のストロングスタイルの極みを感じました!!
今までの安定した釣果に、爆発的な破壊力を備えたのが、新生友蔵スタイルです!!
ちなみに、写真は、全て、ZINXをプレゼントした先程の大学生グループに撮影してもらいました☆
皆と感動を共有出来たことも嬉しかったですね♪写真撮影、ありがとう!!
と言うワケで、驚愕のモンスターが出現しましたが、この手の巻きの釣りは、片手間にやっていても絶対に結果は出ません。
ほんの一瞬だけ訪れるチャンスを確実にモノにする為には、釣れない時間でも、延々巻き続けることで、その日のリズムを身体に覚え込ませるのです。
そして、如何なる状況でも折れない精神力と、それを持続させる体力も必要となってきます。
そうすることで、自然と巻きのリズムが出来、周囲の洞察に神経が向き、全ての要素を合致させることが出来るのです。
現在の六間川は、あまりの厳しさの余り、フィネス戦略やメタルバイブ系のリアクション戦略を投入されている方がほとんどですが、この手のクランクの釣りも存在しますので、是非、固定概念に捕らわれずに、色々とチャレンジしてみて下さい!!
とりあえず、ここ最近の全く釣れていない暗い雰囲気の中、明るい釣果を提供することが出来たのは良かったです!!
昨日、友蔵が結果を出せなかったら、更に暗い雰囲気になっていたかも知れませんしね・・・。
それと、このモンスターバスの捕獲ですが、友蔵1人の力ではなく、やはり応援して下さる皆さまのお陰だと思います。
昨日は、プレゼント企画のこともあり、いつもより多くの方々に声を掛けてもらいましたので、正直なハナシ、かなり元気を貰えました!!
その結果のモンスターバスだった様に思えてなりません(^O^)/
いつも応援して下さる多くの方々には、本当に感謝しております。今後とも、宜しくお願い致します☆
昨年9月より、安定した釣果を捨て、皆さんと感動出来る1本の捕獲を目指していますが、昨日のモンスターバスは、ブログを通して、多くの方と感動を共有出来たものと思っています!!
次回も、皆さんがアッ!と驚き、そして心底感動してもらえる釣果を出せる様に努力し続けたいと思います(^O^)/
昨日、今日と長らくお付き合いして下さりまして、誠にありがとうございました!!
最後に、もう一度だけ、モンスターの写真を貼っておきます(笑)。
ちなみに、この56cmは、岡山エリアでの友蔵レコードサイズなんです(^O^)/
スーパーレボさんも、寒い中、お付き合い下さって、ありがとうございました!!
さぁ、友蔵のストロングスタイルも極まったことですし、やはり最後は、コチラの実現ですね!!
「Road to 60/Catch the Dream」
2月より、本格的に琵琶湖モンスターロクマルに挑戦状を叩きつけます☆
応援、宜しくお願い致しますっ!!
それと、昨日のブログのアクセス数ですが・・・!?
驚きの12000アクセスオーバーとなっていました!!
ランキングも、第9位と初のトップテン入りとなりました(^O^)/
メディアに出ているワケでもなく、まして、どこかのメーカーがサポートに付いているワケでもない、単なる普通のサラリーマンパパバサーの友蔵・・・。
それなのに、ここまで多くの方々が支援して下さることに感謝しております。
本当に、いつもいつも、応援と激励をありがとうございます!!
P.S.
現在の六間川は全体的にクリア化してますので、ワイルドハンチを使われるなら、スケルトンケタバスカラーを絶対的にお勧めします☆
確か、在庫が数個、トミー店長のHUNTERさんにあったと思います♪(少量だったと思いますので、気になった方は、早めにお店に行ってみて下さい☆)