皆さま、こんにちは(^O^)/
昨日の出撃で、こちらの46cmをアライブチャターで捕獲したのは、ご存知だと思います☆
友蔵なりに、短時間で戦略を組み立てて、ドンピシャのタイミングで捕獲した会心の1発でした!
昨日のブログでも書きましたが、この捕獲までの詳細は、来週の16日(日)のHUNTER友蔵1日店長イベント時にお伝えしようと考えておりました。
しかし、今週の半ば頃より、気温が上昇するみたいなので、皆さんに1匹でも多くのバスを獲ってもらいたいので、イベント前に、詳細な過程をお伝えしたいと思います('-^*)/
それでは、このバスを捕獲するまでの友蔵的考察をご覧になって下さいませ☆
少々長くなりますので、覚悟して読んで下さいね!!
昨日は、42日ぶりの岡山オカッパリということで、状況が全くもって掴めていない状態でした。
とりあえず、分かっていることは、気温16℃前後の暖かい日が続いた後に、一気に寒が戻って真冬の様相となっているということでした。
更に、昨日は、出撃時間が短時間刻みの変則出撃ということで、最短距離で、戦略を構築する必要もありました。
そこで、まずは、朝イチに、真冬のエリアに入ってみることにしました。
朝イチに入ったのは、玉島エリアにある溜川水系クリーク。
最下流が、閉鎖的な空間になっており、まさに、真冬のエリア!!
ここで、真冬の釣りを展開し、どの様なフィールドコンディションになっているのかを探るのが目的です。
気温は0℃、水温は6℃と、数字だけ見れば、まさに真冬。
投入した戦略は、護岸際をライトリグで、丁寧にじっくりとフィネスで攻めるというもの。
具体的には、アベラバ1.8g+ハンハントレーラーで、ボトムをうごめく甲殻類のイメージで、繊細に誘ってみました。
しかし、AM7:00~AM8:30の1時間30分、友蔵なりに可能な限り、繊細に探ったものの、完全無欠のノーバイト・・・。
体感的には、真冬でしたが、このエリアでバスからの反応が一切無かったことを受けて、「真冬のエリアからバスは動いている」と感じました。
「真冬のエリアは捨てる。」
これが、朝イチの出撃で得た1つ目のキーワードでしたね☆
そして、12時30分~13時30分の昼イチ出撃では、日当たりの良い平野部にある野池へ入りました。
フィールドに着いて、水温を計測したところ、9℃。
朝イチとフィールドは違えど、6℃→9℃と3℃上昇しています!!
キンキンに冷やされた本当の真冬シーズンでは、限界水温まで低下してしまいますので、少々の太陽光では、水温は上昇しません。
しかし、温かい日が続いた際に、限界水温から一気に、水温が上昇したと思いますので、野池の状態が回復し、少しの太陽光でも、水温が上がり易いコンディションに変化したのだと感じました。
こういう状態に突入したフィールドは、もう真冬の状態には戻りません!!確実に、春へ向かいます。
ここでは、水温の上昇を考慮し、Dゾーンでサーチをしましたが、無反応・・・。
しかし、フィールド状態から、魚は動けていると判断し、最も日当たりの良いエリアをステルスシャイナーのダウンショットリグで探ってみることにしました。
すると、1投目から、延々と続く、ギルバイト!!
実に、10匹以上のギルが遊んでくれました(^O^)/
このブルーギルの反応から、確実に、魚は動けていると確信しました。
但し、バスからの反応は一切無かったことを考えると、この時間帯のバスは、ニュートラル状態だと感じました。
「体感的には真冬だが、魚は確実に動けている」
これが、2つ目のキーワードですね☆
「真冬のエリアは捨てる」、「魚は確実に動けている」、この2つのキーワードを総合的に考慮すると・・・!?
「最も水温が上昇する15時前後に、強い個体は、シャローへ捕食行動に出る」
これが、友蔵が出した答えでした☆
更に、昨日は、適度な風も吹いていた為、間違いなくシャローへ差して来ると確信しました。
そして、14時30分過ぎに、狙い澄まして、山間部減水皿池へ潜入しました!!
全体的に、減水していたので、明確にシャローとディープが分かります。
友蔵が狙いを定めたのは、風が吹き付ける水深50cm未満のシャローエリア!!
気温一桁で、風が強かったので、体感的には、真冬でしたが、迷うことなく、そのシャローエリアへ入りました。
選択したルアーは、イマカツのアライブチャター。
何故、アライブチャターかと言いますと・・・。
入った減水野池は、減水してからしばらく経っていますので、人的プレッシャーが半端ではない状態でした。(実際、昨日も、友蔵を含め、最終的には合計8名となってました・・・。)
恐らく、大多数の方が、バイブレーションプラグを選択するハズです。
ですので、バイブレーションプラグの波動には、バスが怯えていることは明白でした。
明確な波動は出しつつ、バイブレーションプラグとは異なる波動が出せること。
更に、水深50cm未満のエリアをボトムにルアーがタッチすることなく泳げることも重要なキモだと感じました。
そして、バスに見切らせない為に、高速巻きをする。
これらの要素を考慮すると、友蔵的には、アライブチャターしかありませんでした。
しかし、アライブチャターをノーマルで高速巻きすると、水面から飛び出してしまいます・・・。
そこで、2.5gクイックチェンジャーを装着し、高速巻きでも、水面を割らずに、しっかりと泳ぐ様にチューンしました。
深場を攻める為のクイックチェンジャー装着ではなく、シャローを高速巻きする為の装着という発想の展開がキモですね☆
フィールドコンディションの把握、バスの行動の把握、的確なルアーの選択と戦略の構築。
ここまでが合致すれば、もう怖いものはありません!!
事実、昨日の様な体感的に真冬の状態なら、普通は敬遠しそうな風の当たる超シャローにおいて、僅か、2投目で、ひったくる様な激バイトを捉えることに成功しました☆
そして、狙い通りに捕獲したのが、コチラの46cmでした('-^*)/
リール:Revoアカツキ(6.4:1)
ライン:アブソルート14ポンド
ルアー:イマカツ/アライブチャター(2.5gクイックチェンジャー装着)
42日ぶりで、フィールド状態が全く掴めていない状況であっても、キチンと状況把握を積み重ねて行けば、確実にビッグな奴と遭遇出来る戦略というのは存在するのです。
この後、15:00を過ぎた辺りから、太陽が傾き、日陰の割合が多くなって来ました。
こうなると、風が吹き付けるシャローは、水温が下がるだけなので、もう差して来るバスはいなくなってしまいます・・・。
まさに、一瞬のタイミングに合わせられるか否か!?ここが、釣果の分かれ道となりますね。
いつも、友蔵が狙うバスは、「簡単に釣れるバス」です。
エサを食おうと動いている個体は、ドンピシャのタイミングで、キチンとルアーを送り込めば、簡単に食ってくるものです。
食い渋るバスをテクニックで獲るのが、実力と思っていた時期もありました。
しかし、1日に数回訪れるビッグバスの捕食のタイミングに、如何に正確に、確実に、滑り込ませることが出来るか否か!?
そのタイミングを嗅ぎ分けられる感覚を持ち合わせているのか否か!?
バス釣りにとって、最も、重要なのは、テクニックではなく、この部分だと感じています。
分かる方には、分かって頂けるかと・・・。
いつも言ってますが、友蔵のバス釣りの動作は、至って普通なもんです。決して、上手い部類でもありません・・・。
但し、ビッグバスとのタイミングの合わせ方、そのタイミングの嗅ぎ分け方などは、見に付いており、それがあるからこそ、釣行間隔が空いても、獲ることが出来ているのだと感じています。
テクニックの修得も大事ではありますが、狩猟感覚の修得も、バス釣りには非常に大事ですので、注力してやって頂ければと思います!!
今回の件に関して、更に詳しく知りたい方は、16日(日)のHUNTER友蔵1日店長イベントにて、ご質問して頂ければと思います(^O^)/