皆さま、こんばんは(^O^)/
すでにご存じの通り、今日の午前中は、久しぶりに、三重県の野池にオカッパリして来ました☆
結局、獲れたのは、モンスター1本のみでしたが、その模様を詳しくお伝えしますね('-^*)/
少々、長くなりますので、お暇な時にご覧下さいね♪
三重県の野池は、ホントに久しぶりだったので、状況が全くもって分からない状態でした・・・。
そんな時は、色々と考えずに、シーズナルパターンに忠実に動けば良いんです!(何事も、基本が大事ですからね☆)
ここ最近、めっきりと秋めいて来た感じがしますよね?
朝晩の気温差が激しくなってくると、水深のあるフィールドで発生するのが、ご存じ、ターンオーバー現象・・・。
ボトムの水と表層の水が、逆転しちゃう現象ですね。
このターンオーバーを繰り返すと、どの水深でも、一様の水温になり、結果的に、秋にバスが散らばるという状態となります。
バスは、自分に合った適水温を求めて、任意の層にサスペンドする傾向になるのが秋。
ですので、夏の様に、バスが広大なシャローを一気に移動して獲物を追う感じではなくなってきます。
ご覧のイラストの様に、ブレイクラインから、シャローの餌場に、大きく移動する様なデカバスが少なくなります。
移動途中に、何か危険を感じたり、水温変化を感じたりしても、急には、ディープに逃げれませんからね・・・。
従って、秋のバス達は、水深のあるサイドに、任意にサスペンドすると感じています。
こんな感じで、それぞれの個体が好む層にサスペンドする感じですね☆
これなら、シャローを大きく移動するリスクもなく、上下に移動するだけで、好みの層に移動出来るワケです。
更に、ベイトフィッシュを追い込む餌場にも、すぐに移動することも可能です☆
まぁ、シャローしかない皿池などは、この理論は当て嵌まらないのですけどね・・・。
さて、この様な秋の基礎知識を持っていれば、久しぶりで状況が分からない野池でも、攻める場所は、自ずと見えてくるワケです。
従って、友蔵が朝イチに選んだのは、十分な水深を備えたステイン山間型池。
そして、シャローを切り捨て、ご覧の様なアウトレットと取水パイプを備えたディープ側に狙いを絞り込みました。
堰堤からは、すり鉢状になっており、最深部は、5m程度はある感じですね。
ちなみに、この野池に、なぜ故に、夜明け直後の朝イチに入ったかと言いますと・・・。
この堰堤の至るところに、小さなエビが繁殖しており、夜行性のエビが夜明けを迎えた瞬間に、水面をピチャピチャするのを知っていたからです☆
このエビを捕食する為に、バスが回遊すると読んだワケです。
尚、このディープエリアですが、バスが狩り場とするピンは、2か所存在します。
そして、もう1か所は、アウトレットと取水パイプが絡む角に、ブッシュが絡んだ超1級のピン。(②と記載しておきます)
この2か所は、間違いなく、この野池の狩り場だと判断することが出来ます。
反時計周りで移動し、ポイント①→ポイント②と回遊するものと思います☆
ならば、その狩り場となるポイント①と②を撃てば良いのか!?
ってことですが、これは誰もが考えること!!
確かに、デカバスの狩り場は、ポイント①及び②でしょうが、そこに普段見慣れない物体がいると警戒して逃げてしまうのが、野池の超天才ビッグバス。
上手くタイミングが合えば、食ってくるかも知れませんが、誰もがルアーを投入する様なピンにおいて、さすがに野池の天才級を落とすのは至難の業・・・。
そこで、友蔵が注目するのは、コチラの赤くマーカーしたポイント①から②の間のゾーン。
このゾーンは、狩り場から狩り場への移動ルートになっている為、野池の天才級も、警戒心が薄れていることが多いんです。
野池の場合、対岸にバスが移動する際など、普通のサイズは、岸際に沿って移動する傾向にありますが、特大サイズは、野池のど真ん中を悠然と横切ってますからね。
この様な、多くの方々が見逃しがちなゾーンを友蔵は、「空白のゾーン」と呼んでいます。
普通なら、ポイント①と②を重点的に狙いますが、友蔵の場合は、このポイント①と②の間を重点的に狙います('-^*)/
回遊する野池の天才級を騙すには、水面波動系で攻めるのがベスト!
更に、1回の捕食で、お腹を満たす意味で、秋は、大型のベイトを好む傾向にあります。
従って、友蔵がチョイスしたのは、イマカツアベンタクローラー!!
小さすぎず、大きすぎない波動が、スレた天才級に効くと感じました。
本来であれば、羽がユラユラと動く程度の超デッドリトリーブで丁寧に巻くんですが、ややターンオーバー気味だったので、空気をはらんだポコポコと言う音を出す程度の巻きスピードにしました。
ターンオーバー時には、水を攪拌させた方がよいですからね☆
ここまで来たら、後は、デカバスの回遊を信じてやり切るのみ!!
ご覧の通り、ポイント②に立ち位置を決め、ポイント①へ向かってキャスト。
この①~②の間を重点的に攻めて行くと、狙い通りに、☆印の位置で、水面が爆発!!
ここまで、狙いが的中すると嬉しいもんです☆
サイズ:55cm
ロッド:インスピラーレ・スタリオンDG-BK
リール:RevoエリートIB(6.4:1)
ライン:東レ/スーパーハードプレミアムプラスハイグレード14ポンド
ルアー:イマカツ/アベンタクローラー
カラー:ゴールドバックホワイトベリー(友蔵手塗り)
全ての狙いが完璧に合致しないと、野池で、このサイズが水面を割ることはないと思います。
友蔵にとっても、このモンスターが獲れた意味は大きいと感じました。
しかし、アベンタクローラーの破壊力は凄いものがありますね~☆
今回は、友蔵が手塗りで仕上げたゴールドバックホワイトベリーカラーだったので、嬉しさも倍増でした!(ベースカラーは、ギャンブラーです)
このバスを獲ったことで、完璧に分かったのは、水の中は、もう秋になったと言うことです。
もう夏のパターンを捨て、気難しいですが、ハマれば破壊力がある秋パターンに移行で大丈夫です!!
皆さんも、色々と考察して、秋のモンスターを狙ってみて下さいね☆
★ご注意とお願い★
アベンタクローラーを使って、デカバスを捕獲されたことがある方は、経験されたと思いますが・・・。
このアベンタには、非常に頑丈で大きなフックが2つ装着されています。
大体、フロントフックが口に掛かり、リアフックは、バスの体に刺さってしまう傾向が多い様です。
この状態で、強引にファイトしてしまうと、体に刺さったリアフックが、体を引き裂いてしまい、バスの生死に関わる大きな傷を付けてしまいます。
完璧にフッキングさせれば、まずバレないと思いますので、ガッチリとフッキングした後は、ゆっくりと落ち着いてファイトし、丁寧に扱う様にして下さい。
アベンタクローラーは、確かに、デカバスに強烈に効きますが、バスを恐ろしく傷付けてしまう側面も併せ持っていますので、ご注意下さい。
皆さまの配慮を宜しくお願い致します。